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みなさん


こんにちは。

朝晩と陽が高くない時は、冷え込んできましたね。

 さて、先週はお客様と、今週は小学生の時の友達と

お金や融資についてのお話を長時間する機会がありました。

 二人とも経営者で御多分にもれず、事業資金のことをいつも考えているらしく

会うといきなり経営相談へとなってしまいました。

僕は税理士ですので税務相談なら「どんと来い!」です。

 が、仕事上経営相談へ発展することも良くありますので

出来うる限りのご相談には乗ることにしています。

そして、経営のお話しには利益とお金が付いてくることはままあります。

今回も、利益にお金の話となりました。

「利益が出そうやから節税で利益を下げて税金を減らそうと思ってるんですが・・・」

「ダメです!お金を使って税金を減らすのは節税じゃありませんよ!」

「でも税金減りますやん。このままやったら持っていかれてしまうから・・・」

「あきませんって!お金使って節税したら、税金以上にお金減りますよ!お金無くなったらどうするんですか」

「資金が減ったら融資受けようと思うから・・・」

「あきませんって。。。」

 とまあ、二人とはこんな感じの話をしていたんですけど

経営者の方は「税金アレルギー」があるみたいなんですね。

 一生懸命汗水流して、不安な時も心を奮い立たせて、

せっかく頑張って利益をだしたのに税金で持っていかれるのはイヤだ!

心情的には、とても良くわかります。

 でも、お金を使う節税をするということは税金を払う以上に現預金が出て行きますから

余程必要な対象にお金を使う以外は事業にとってムダな結果になるんですね。

節税は、会社や個人事業の目的ではありませんから。

そして、大変重要なキーワード「資金が減ったら融資受けようと思うから・・・」

 経営者の方達は、資金が減ってきたら金融機関にお願いして

借入させてもらったら良いと考えがちですが。。。

 金融機関は、「中小零細企業の救済機関」ではありませんので

こんな状態でお願いすると「貸せません!」と言われかねません。

そうです。

 金融機関は利益が出てお金を持っている相手にしか、

お金を貸したがらないんですね!

晴れの日に傘を貸して、雨の日に取り上げる。

こんな揶揄もあるくらいですから。

 なので、利益が出てお金がある時に借入をしておかないと

お金が無くなった時にはとても困ったことになってしまいますから

利益が出てお金を持っている時に融資を受けましょう!

おっと、もの凄く長文となってしまいました。

今日はここまでで失礼いたします。

みなさん、ご静聴を、ありがとうございました。


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2019.11.01 Fri l 業務全般 l コメント (0) l top

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