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みなさん、こんにちは



 先日、国税庁の平成27年度査察事績というものを見る機会が

ありました。

その中で、特に私の目を釘付けにした記事が。。。

 昨年4月から1年間に全国の国税局査察部(マルサ)が着手した査察事案は189件で、

処理件数は181件、その総脱税額は138億4,100万円です!

 しかも、処理した181件のうち脱税額が高額又は手口が悪質であるとして検察庁へ告発されたものは

115件(告発率63.5%)でした。

さらに、2人が実刑判決になりました。

 税目別では、「法人税」69件(脱税額56億8,700万円)、「所得税」25件(同30億9,200万円)が多いほか、

不正還付を含む「消費税」も12件(同10億4,900万円)ありました。

業種別では建設業の15件が最も多く、以下、不動産業の12件、クラブ・バーの7件です。

 ここまで生々しい数字と処分を見てしまいますと、

改めて税法という法律の力と怖さを感じてしまいますね。

 毎年誰かが脱税により逮捕され、ニュースや新聞に出ているにもかかわらず、

毎年同じくらいの数字になっています。

脱税をした関与先の税理士は、気づかなかったのか?。。。

いろんな諸事情があるんだろうな、と思います。

申し訳ありません。

 長くなってしまいましたので、

本日のタイトル「修正申告のライバル。更正の請求!」は、

次回に延期をさせて、いただきます。

それでは、本日もご静聴を、ありがとうございました。




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2016.06.28 Tue l 所得税 l コメント (0) l top

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