軽い気持ちで書き始めたのですが、長くなってしまいまして、申し訳ありません。

さあ、2日目です。

朝5時に起きて、食事をとり、6時に出発しました。

この日は、「遍路ころがし」といわれる山越えがあります。

民宿のおかみさんが「お昼に食べてください。」と、おにぎりをむすんでくださいました。

その袋には手紙が入っており、お昼に気づいたので読んでみますと、応援と修行について書いてありました。

「くう~」。人の優しさがしみてきました。

時間はもどりますが、いよいよ山に入りました。

実は、山に入るまでに道を間違えてしまい、何時間もかけて歩いたのに、また宿泊をした民宿の近くにきてしまったのです。

10月初頭といえども、さすが四国!照りつく暑さがきつく、ガンガン日焼けをしています。

どうしようか思案していると、一台の軽自動車が止まりました。

「どうしたんですか」と、50代のおじさんが(僕も、おじさんですが(汗))言って車から降りてきました。

事情を話しますと、「車に乗って。お参りした札所まで送ったるわ。」といってくださいました。

顔も名前もしらなかった僕に、こんなに親切にしてくれるとは。。。

僕は、自然に深く感謝をしていました。

おじさんは途中で自宅に招いてくださって、冷たいものを飲ましてくれ、休ましてくださいました。

「もういい時間やし、今日はここでゆっくりして泊まっていったらいい。」と言ってくださいました。

僕は、またまたびっくりしました。

大阪では、考えられないくらいのことです。

でも、山越えがまっています。

僕は、深く感謝を述べると共に、お礼のお札を渡そうとしましたが、おじさんは「いらんいらん。当たり前のことやから。」といって、辞退されました。

もう、感激です!人としてこの2日だけで、とても修行をしたと思いました。

そして、山越えです。

今の時期は「まむし」が産卵期で気がたってるから、横から飛んできて人を襲うと聞いていましたから、用心して登りはじめました。

順調に登っていましたが、思わぬハプニングが。。。

脚がつりそうになったのです。周りに人もいなく、携帯の電波も届かないため、太ももでもつったら大変です。

しばし、休憩に入り、景色を眺めることにしました。

素晴らしい景色です。この時僕は、「ああ、小さなことにこだわったりしていた自分は、まだまだだなあ」としみじみ思ったのを覚えています。

そうしていると、後ろから鈴の音が聞こえてきました。

振り向くと、黒い袈裟を着て管笠をかぶったお坊さんがシャリンシャリンとなる杖を持って登ってきました。

よく見ると、片足を引きずっています。

僕の前を通りすぎるのをみていたら、まだまだ自分は足らないものが多すぎると感じました。

脚の痛みも治まり、登りはじめました。

山頂についたとき、多くのお遍路の方がいて、みなさん大きな拍手をしてくださいました。

何という温かい人の気持ち!

またまた感激です!

ここで昼食をとりつつ、僕もこの後に到着した人におしみない拍手をさせていただきました。

そうこうしながら、2つ目の山越えを終わるころには日も暮れてきており、予約していた民宿に宿泊しました。


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2014.09.14 Sun l お遍路 l コメント (0) l top

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