fc2ブログ
みなさん、こんにちは



お盆を過ぎて、夏の暑さも和らぎましたね!

これから過ごしやすい季節がやってきますので、

みなさん、こころを熱く頑張っていきましょう!

 さて、取引を行っていますと取引相手の経営事情により

債権の回収ができないことが起こることがあります。

専門用語でいう「貸し倒れ」ですね。

この場合に消費税法ではどの様な影響が出てくると思いますか?

。。。

答えは、

 「売上に係る消費税額から、貸倒れに係る消費税額を差し引いた税額を

納付」することになります。

 本来、この貸倒れになる前の売上に係る消費税額が納付されていますから、

取り消し作業が行われることになるんですね。

結果として、納付しなかったことにしてしまいます。

消費税法の根本的な考え方は、

 「収入・支出課税」ですから収入したものと支出したものだけで

消費税額を算定していくことに、なります。

ややこしいですね~。

それでは、本日もご静聴を、ありがとうございました。



当事務所のオフィシャルHPは、こちら →いづま会計事務所
スポンサーサイト



2016.08.22 Mon l 消費税 l コメント (0) l top
みなさん、こんにちは



 近年、一般企業にて行われている「ストレスチェック」ですが、

アンケートの結果、6割を超える医師が効果がないとのコメントをしているそうです。

それは、会社が職場の環境を変える動きをしないので、一次予防にならないからとのこと。

 従業員の皆さんがいるからこそ会社が健康に機能する訳ですから、

ぜひ本腰を入れて職場環境を変えて欲しいですね。

 さて、一時期とても会社はキャッシュフロー計算書を見なければならないと

メディアで騒がれていました。

そこで、資金繰りとキャッシュフローとの違いを見ていこうと思います。

会社が運営を続けていくためには血液である資金が必要です。

買って売って・買って造って売って・広告をして設備を使ってサービスをして。。。

すべては資金の流出から始まり流入しての繰り返しになります。

 事業年度中に会社の資金繰りを常に考えるためには、

計画資金繰り表と実績資金繰り表を使う必要があります。

 平たく言えば、資金の収支を管理していくんですが、

商売上の資金繰りだけではなく、決算や設備投資や株式の運用活動なども

管理をしていきます。

 常にお金の増減をみていきながら、資金不足が予想される場合には

早期の段階で新規借り入れを検討したり、資産の売却をして

あらかじめ資金を用意するために行われるものですね。

企業の経営活動では、これが大事だと思います。

 しかし中小企業の場合には、手間がかかってしまう為に、または、

思いつきもしなかったという理由から行われないことがほとんどです。

 常にお金の収支管理をしていくことは、あんしん経営の一つとして

非常に大事なことです。

おっと。

とても長くなってしまいましたので、続きは次回に致します。

それでは、本日もご静聴を、ありがとうございました。


当事務所のオフィシャルHPは、こちら →出間会計事務所
2016.08.16 Tue l 業務全般 l コメント (0) l top
みなさん、こんにちは



 仕事が趣味の出間税理士が、毎週土曜日に無料税務相談会を

開催することになりました。

みなさん、どしどしご応募して、問題解決の糸口にしてくださいね。

さて、連結納税制度が始められてから14年が経過しました。

中小企業の経営者層にも、認識が割と浸透してきたように思います。

しかし。。。

 連結納税制度の大きなメリットは、親会社の所得と

子会社の欠損金額(過去の赤字の累積です。)との相殺にあります。

 しかし、この子会社は親会社において直接または間接に

100%子会社でなくてはなりません。

 メジャーな形態ですと、採算性の良くない部門を会社化することにより

100%子会社として切り離し、決算申告で相殺申告をする形ですね。

 結果として親会社の決算書が黒字となり、全体の申告税額が

少なくなります。

売上高と資本が大きな会社が行います。

 ところが、売上1億円ほどの中小企業の社長がこれをやろうとして

会社を興すことが時々見受けられます。

 しかも、社長は自分がその会社を動かそうと考え、

会社の持ち株会社(子会社)にせず自分がオーナーの会社にしてしまいます。

 結果として連結納税はできなく、さらにはその新たな会社と既存の会社との

取引を行うことにより、新たな会社に費用を出して既存の会社の所得を

減らそうとします。

 この行為は、同族会社の行為又は否認の規定をまともに食らって

しまいます。

 もともと、採算性の悪い部門を分社化して決算書をきれいにしようとする

大企業に対して、グループ全体での純粋な経営成績を株主に表すために出された規定ですから、

中小企業の小企業・零細企業には適用しない方が良いと思います。

よっぽど黒字が継続して出る場合は別ですが。

それでは、本日もご静聴を、ありがとうございました。



当事務所のオフィシャルHPは、こちら →いづま会計事務所
2016.08.10 Wed l 法人税 l コメント (0) l top
みなさん、こんにちは



2週間前から出勤前に体操と腕立て伏せと

ヒンズースクワットを続けています。

すると、アラ不思議。

 身体が締まってきて体調が良く、

気持ちがモリモリと上昇してきています。

みなさん、熱く頑張っていきましょう。

 さて、会社である以上は帳簿を作ることが

法律で定められています。

 事業年度の一日目から事業年度末までの

すべての取引が記載されなければなりません。

 社長の奥さんが帳簿をつけていたり、

経理の方がつけていたりと様々ですが

この帳簿作成に必要なのが「取引を仕訳にする。」

ことです。

 この仕訳ですが、実は会計知識だけではなく、

税法の知識を使わなければ出来ない場合が多くありますので

専門の経理担当者でなければ、やはり正確な帳簿が

作成できなくなるのが現実です。

会計帳簿から貸借対照表と損益計算書ができます。

これらは、人間に例えれば体の中身を表すのです。

 会社の血液である資金、内臓や筋肉である資産状態、

一年間の身体の盛衰を表す損益などなど。

なので、正確な帳簿が作成できないと会社の健康状態を

知ることができず、健康であれば良いですが

目に見えない不健康を見抜くことができないために

備えをすることができず、

現実の症状が現れた時にあたふたとすることに

なってしまいます。

 しかも、会計帳簿から消費税や法人税の申告書作成に

入っていきますので、帳簿を間違えていると

間違えた申告書になってしまい、

最後には税務調査が入って

「強制緊急手術」を余儀なくされてしまいます(笑)

「税理士事務所がチェックしてくれるから、

うちは大丈夫!」と思われている方は、

記帳代行料をお支払いになっているのでしょう。

 しかし、自計化をされている場合には

記帳代行料をお支払いになっていない場合が多いようです。

 この場合、内容と整合性の厳しいチェックがされていないケースが

多い様です。

気をつけてくださいね。

正確な会計帳簿を作成して、「決算」という

会社ドックに入り、

会社の身体を健康にして、ぜひ健康な状態で翌期を迎えましょう。

それでは、本日もご静聴を、ありがとうございました。




当事務所のオフィシャルHPは、こちら →いづま会計事務所
2016.08.03 Wed l 法人税 l コメント (3) l top
みなさん、こんにちは


夏本番の暑さですね。

高校球児を観て乗り越えていきましょう。

 さて、先日に相続の税務相談を受けたのですが

都会の住宅事情を反映したものでした。

 相談の本質は相続と贈与に関するものなのですが、

住居を譲渡する場合を考えた時の選択が浮き上がりました。

 このお家はかなり昔に建てられたものですが、

時の経過に伴った住宅ラッシュにより

玄関の前の細い入口以外はすべて他の住居に囲まれている状態であり、

建物を取り壊して更地にし売却をしようにも

重機が入れないために、更地にできない立地になってしまっていたのです。

 こうなると、リフォームをして隅いずれの相続人が住むか

リフォームをして売却の方法になりますが、

購入する側からすれば今の持ち主と同じ問題を

いずれ抱えることになってしまいますから、

譲渡は時間が必要になるでしょうね。

 相続人が近隣に住んでいれば住むことに問題はありませんが

遠隔地で暮らしていれば、諸々の事情からそうもいきません。

それでは、本日もご静聴を、ありがとうございました。



当事務所のオフィシャルHPは、こちら →いづま会計事務所
2016.08.01 Mon l 相続税 l コメント (0) l top